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日干し煉瓦?


今回は、アースオーブン本体の材料についてちょっと書いてみます。

もちろん主な材料はアースオーブン(earth oven)という名前のとおり土(earth)。

僕は、なるべく制作現場にある土を使いたいと思っています。
粘土質の土が必要ですが、空いている田んぼを掘らせてもらうとだいたい使える土が出てきます。

この粘土質の土に砂やワラが加わり、本体の材料ができます。
(火が直接あたる一層目はワラなしで土と砂のみ)

この壁土は英語でcobと呼ばれるのですが、その音の響きが良いので普段僕はカタカナ言葉にして「コブ」と言ってます。壁土つくりの共同作業は「コブ・パーティ」です。
楽しそうな響きではないですか?これが本当に結構楽しいのです。(コブ・パーティについてはまた次回に)

さてそのコブですけど、粘土分が多すぎるとひびが入りやすくなります。
強度的にも、加重を支えるのは骨材の砂なので(粘土はあくまでつなぎ役)十分な砂が入っていないといけません。
土の中の粘土分の割合は、2割から3割が良いと言われています。

今まで僕が作ったオーブンでは、砂を土と同量から1.5倍くらい加えてます。

土の成分は、フタつきの空きビンを使った実験で大まかに知ることができます。
ビンに土と水を入れよくかき混ぜてから放置。するとまず粒が大きい砂が沈んでいきます。粘土は粒子が細かいので沈んだ砂の上に乗ります。
その結果を見ると採取した土がどのくらい砂や粘土を含むかだいたいわかります。ただ砂が少なすぎたり、粘土ではない微粒子のものを含んでいたりすると、それぞれの層の境界がはっきりしないこともよくあります・・

やはり簡単で確実に必要な砂の量を知る方法は、砂の割合を変えて実際に小さな試験片を作ってみることです。

写真は、今回の製作現場、鴨川自然王国の土で作ったテストピース。土と砂を練りレンガ状にして乾燥。
十分乾かすと日干し煉瓦のようになります。

片方が土と砂同量で、もう一つが土と砂2:3。
どちらもひび割れ無しで使えそうですが、砂が多いと表面がパラパラ崩れ落ちやすいので今回は同量1:1を採用することにします。






at 21:44, yasu, つちがま

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comment
髭爺, 2012/05/20 7:58 AM

はじめまして。
今回、土窯を作ろうかと思い、古い投稿に対してコメントを入れさせていただきました。
収縮試験として、直径65mm、高さ30mmのテストピースを作り、試験をしました(作成直後に焚火に投入しています)。
これは良かったのですが、それを地面(アスファルト)1mから落としたところ、木端微塵となってしまいました。
強度不足でしょうか。
その前段に直径80mmの球を粘土のみで作り、日干ししたものを1mから落とした際には割れませんでした。
強度の目安となるような試験方法があればご教示願います。

yasu, 2012/05/22 7:13 PM

髭爺さん、コメント書き込みありがとうございます。
僕は特に衝撃試験をやってませんが、やはり土を固めたものですからそんなに強いとは思いません・・・静的加重に耐えられれば十分だと思いますので僕は収縮具合だけチェックしています。いかがでしょうか?

yasu, 2012/05/22 9:21 PM

(付けたし)
収縮具合とあとヒビ割れがないか、それに表面が崩れやすくないか(バインダーになる粘土分が少なかったり、よく混ざってないと砂がパラパラと崩れやすくなる)を主にチェックしています。

日干し煉瓦に詳しいプロの方から教えてもらったのですが、砂利を入れると強度が増すようです。僕は試してません土台などでいつかやってみたいです。










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